ルーフテント 分解できるの?
「ルーフテント」一度は分解したくなりませんか?
我慢が出来ずに、ルーフテントを分解してみることに...波乱
今回分解するルーフテントはイージーキャンパーe-シェルフィッシュ、電動の三角のルーフテントだ。
分解する理由は構造を知るため、そして修理の仕方をマスターするためだ。
では早速分解を始めることにした。
しかしながら、私は車屋のくせに整備は出来ないし、手先が不器用だ。
そこで、いつもスタッフの田中に手伝って貰うというか、大体はお願いすることになる。
はじめに屋根を外す
ルーフテントの屋根は、外れる仕組みになっている。
前後、左右 計8箇所のネジを外せば屋根をが外すことができる。


現在は改良されてフックの形状はベルト式に変わっているが、要領は同じだ。
屋根を外し終えると次は横のファスナーを開いていく。
言い方は正しいとは言えないが、猫を五分刈りにしたような情け無い姿となった。
多分、意味は伝わっていないと思うが、想像していただきたい
写真のまんなか部分に沢山穴が見えるが、天井と布を留めているボタンの跡だ。
もしもルーフテントの電動部分が壊れたら?の設定でどのように対処するか進めていくとこにした。
その前にボタンの写真を見て欲しい、ボタンの部分が穴の部分と一致する。
もしルーフテントが上がらなくなったら?
e-シェルフィッシュは、2本の足が電動で上がり開いていく仕組みだ。
残り2本の足は短く、稼働域は少ないのだがモーターの力で動いている。
今のところ、故障した例はなく、1件の報告も受けていない。
まあ発売してから1年も経っていないのだから壊れて貰っても困るのだが..
結論からいうと、旅行先でルーフテントが上がらなくなった場合は、ご自身での修理はお勧めしない。下手すると私のように余計に壊してしまうからだ。
ご自身で修理をするのは諦めて頂きたい。
電動ルーフテントが故障するとしたら?
故障するとしたら、低いながらもモーターなるのではないだろうか?
故障例がないのでハッキリ分からないが、受信機は雨に濡れない場所にあり、故障の確率は更に低いだろう。
モーターも壊れないのか?「うーんっ」想像の世界だけに難しい
足とモーターのセットの予備を持つこともお勧めする。
予備があれば交換は可能である。
しかし作業が手間、工具が必要になるのでどうだろう?
特にルーフテントが展開しない場合は手間が掛かる
売っている立場なのに言うべきではないだろう。
その旅行でのルーフテントは、体調が悪かったことにして、そっとしてあげて欲しい。
大変申し訳ありませんが、我々代理店で修理させてください。
モーターのみの交換はNG
分解ついでにモーターをバラしてみた。
オーマイガッ!何も考えずに外すものではない。
ルーフテントの片方の足が動かなくなってしまった。
モーターが上手くかみ合っていないのだ。
恐らく、新型イージーキャンパーシリーズを故障させた第一号は私であろう。
足が片方しか動かないと..どう表現したらいいのだろう?
まあ無残な格好になってしまった。
壊した本人なので罪悪感のかたまり状態。
しかも三宅は壊すだけ、直すのはスタッフ田中、大変申し訳ない。
バラしてみようなんて言わなければ良かった。
もしルーフテントが収納不能になったら
写真のように、丸なんてしている場合ではない。
こんな場所で仕舞えなくなったらどうするの?
そんな場合は動かない足を外して収納して欲しい。
屋根側を外すのは結構大変なので、下側を外すのがポイントだ。
テントが上がっている状態はまだ外しやすい。といっても素人さんには容易ではないかもしれない。
私がお会いしたルーフテントユーザーさん、皆さん結構おててが器用な方が多い。
私のように不器用な人間の方が少ないかもしれない
器用な方でも、道具は必要!なので車に常備しておくのがベター!
最近三宅が「ルーフテントのマイナス部分を書きすぎる」と、他の代理店さんに大丈夫なの?という電話が多いようだ。
「最悪の事態の対処法」知っている方が気楽ではありませんか?
滅多に起こらないことでも気になる方は気になってしまう、そんなあなたの為に
「備えあれば憂いなし」良い言葉でしょ!
ルーフテントを分解して思ったこと、まとめ
ルーフテントを分解して感じたこと、手先が器用な人で自信のある方のみ分解しましょう。
私のような興味本位で分解するなんて!しかもモーターまで...
傾いた状態のe-シェルフィッシュ、「悪いことしたなあ」なんて気持ちになってしまう。
スタッフ田中と岡本のおかげで元の元気な姿に戻ったe-シェルフィッシュ、何だか愛着が増し可愛さまで感じてきた。
そして元気になったe-シェルフィッシュと能登半島の砂浜を一緒に走ってきた。
これからもよろしく、1300キロの旅の思い出をありがとう。