
工作車とは?構造変更とは?
三宅の自家用車を構造変更し工作車にしてみました
キャンピングカー登録は以前は出来ましたが、今は要綱が厳しく税金も高い
実質、乗用車をキャンピングカーにするのはほぼ不可能です
そこで三宅が目をつけたのが工作車、どんなものか是非知って欲しい
工作車の要綱を簡単に解説
電気、ガス、水道、電気通信等の事業の遂行のために使用する自動車である
国土交通省のページから抜粋しました
工作車とは車内で作業できる設備を有した車と、私は解釈しています
車内に工作が出来るスペースを有し、万力を設置すれば工作車として登録できます
詳しくは国土交通省のページを参照ください
少し分かりやすく説明すれば、室内の1/2以上の貨物スペースが必要となり、
貨物スペースの1/2以上に工作スペースを作る必要があります。
工作車のメリットとは?
工作車のメリットを順番に説明します
写真は「ハイエース工作車で、お泊り会」
自分の好きなように車を製作できる
自分の使いやすいように車を改造できるのが面白い
工作車の要綱を満たせば、あとは自分の部屋のように作ることもできます
車中泊が出来るようなベッドを製作してもいいですし、趣味を取り入れるのもアリです
何度も言いますが、要綱は守ってくださいね。
維持費が安い
維持費について、工作車と同じ排気量の乗用車と比べてみます。
排気量を2500CC超~3000CC以下で設定します。
初年度登録から13年超の車で比較します。
乗用車 工作車
- 自動車税 51700円 26400円
- 重量税 45600円 34200円
- 自賠責保険料 25830円 30210円
乗用車は合計123,130円 工作車は合計90,810円となり、差額は32,320円となります
2年間で比較しているので自動車税の差額25,300円をもう1年分プラスして、
2年間の差額は57,620円と大きく開きがでました。
車検は両方2年車検です。
高速道路料金は両方、普通乗用車の料金になります。
任意保険はどうなるのか?説明します
損なのではないか?そうとも言えますし、そうでないとも言えます
工作車は年齢条件が適応されません
18歳以上であればみんな同じ料金で、家族限定などの限定もありません
誰が乗っても保険が出ますという保険なのです
メジャーは三井住友の保険代理店です
工作車は新規の6等級でも保険料はお安く、特に年齢が若い方はお得です
工作車にするデメリットとは?
任意保険に触れたので、任意保険のデメリットから説明します
乗用車から工作車への保険の移行は出来ません
車輌入れ替え、等級の継承は出来ないことになります
任意保険を入り直す必要があります
今まで掛けていた保険は中断することをおすすめします
中断していれば、自家用車を新たに購入された時に等級を継承して保険が入れるからです
20等級で中断していれば20等級で再開できるという仕組みです
なのでそんなにデメリットとも思えません
製作費用のデメリット
先ほど、維持費のついてのメリットを挙げました。安くなりましたね
費用についてのデメリットとして、工作部分を造るコストが掛かります
ご自身で製作し、構造変更の申請から登録まで行えば、費用も少なくてすみます
お時間と知識があれば出来るでしょうが、時間とお金が掛かります
車を陸運局に持ち込み、検査レーンと測定レーンの2つのレーンを通します
2つのレーン両方合格して初めて工作車の完成です
私のハイエース製作例
いかに使いやすくするかをテーマに考えて作って行きます。値段も出来るだけ抑えました
木が好きなので、材料は木に決定です
ホームセンターで安く売られている木材をつかいました
ベッド部分はクッションを張り、皮調の布を張って完成です
やってみると意外にキレイにできるものです
しかもやっていて楽しいです


欲しかった中華製FFヒーター
車内を快適にするならFFヒーター、冬の必需品です。中華製でもバカに出来ません
しっかりと仕事してくれます
中華製のオーディオとバックカメラ取付け


ナビはスマホがあるので要らない、TVは見ない、ブルートゥースは必要、SDとUSB欲しい、DVDも見たい、中華製のオーディオとバックカメラを選びました
取り付けが大変なのが難点です
オーディオの規格が日本と違うので、枠をカットしたり、オーディオ裏の配線を加工しまし
最初届いたバックカメラは動きませんでした
中華製はこんなこともありますので注意が必要です
交換してやっと写りました。写る範囲は少し狭いです
バックカメラの配線を前から後ろまで通しました
しかし写らないので又外し交換、作業時間は本来の2.5倍掛かりました
中華製オーディオ、音質が悪い スピーカー交換
オーディオ自体の音はハッキリ言って聞けたもんじゃありません
これでは苦痛です。仕方ありません、スピーカーを交換します
リヤスピーカーは工作部分の下にありほとんど聞こえません
ベッドの下にスピーカーがあり、音が遮られてしまうからです
サテライトスピーカーとボックススピーカーと悩みました。
スタッフ田中に相談するとBOXの方が良い、しかも3WAYがいいとのことで、
カロッツェリア(パイオニア) 3ウェイBOXスピーカー TS-X18を購入しました。
このスピーカーは大正解でした。なかなか良い音で満足の品でした
結局ナビが欲しくなり中華製ナビを購入
驚くべき価格は17699円、アマゾンで購入しました
カーメイトさんのサイドバー取付け
両サイドにバーを取り付けたい!
ネットを調べるとカーメイトさんで良さそうな商品があったので購入しました
100系ハイエースはアシストグリップに取り付けが出来るんです
重いものは載せないので4つのグリップで固定しました
パイプはホームセンターで購入し取り付けました。バーにスピーカーと取り付け、向きも調節できるようにしました
オルタネータから充電するサブバッテリーシステム
次にサブバッテリーシステムです。初代工作車から移設し、一番後ろの左側に設置しました
車のオルタネータから直接充電出来るようにしています
端子の緑部分のものはサブバッテリーのみ使う場合にはここを緩めてメインバッテリーの電力を奪わないようにします
1000Wのインバータ移設
インバータ1000Wも移設です。正弦波ではありません
500Wを超えるとヒューズが飛んでしまいます
なので450Wくらいまでの電化製品で使用しています
コードがあまり太いものが入手出来ず少し不安はあります
初代の時にコードが溶けた事件がありました
自己責任でやっています。今の所、調子よく動いてくれています
AmazonでLED照明を購入
LED照明も付けました。こちらはサブバッテリーから直接引いています
2つ付いてアマゾンで約2000円!結構明るくて重宝しています
どんどん使いやすい車になっています