
新型ルーフテントの欠点と改良点
辛口のルーフテント屋が欠点を包み隠さず伝えます
新型ルーフテントを皆様より早く使わせて貰っています。
その理由は改良点や不具合を自分で探すためです。
4種類のテントを全て熟知したとは言えませんが、私なりにしっかり使わせて頂きました。
販売しながら欠点を書くという商売っ気のないことをやっています。
正直が売りですので隠さずお伝えします
ハシゴの腕の部分が弱くて折れる



写真は新型ルーフテントに付属しているハシゴです。
腕を回してフックに掛けてルーフテントの上り降りをするのですが、
何度か使っていると腕が折れてしまいました。
もしかしたら私の使い方が悪いのかもしれませんが、発売前に分かって良かったです。
総販売元のダイキの森さんに報告し、対策を練ってもらっています。
ハシゴの上り降りの際に折れてしまうと怪我にも繋がりますし、怪我がなくても車が凹んだり傷つくこともあるのでお伝えしておきます。
弊社でも独自で対策は考えました。メーカー側の対策に満足できなければ、私の店で考えた対策で使ってください。
電動ルーフテント 受信機が壊れたら収納出来ない
次に電動タイプの2種類のルーフテントの欠点です。
4隅にある支柱に一つずつモーターが付いていてモーターの力で展開収納します。
1つ壊れても他のモーターがカバーして展開、収納できるようです。
欠点はこれです。受信機が壊れたら手動で収納出来ないのです。
対策としては受信機を直すか?新しいものに交換するしかありません。
受信機の場所も雨が当たらない場所にと故障に配慮して考えて造られています。
故障することはほぼ無いであろうと聞いています。
しかしゼロではないので不安になってしまいます。
私だけでしょうか?
私も現在e-タワーを使っています。広くて便利でかなり気に入っています。
気が小さいのか、収納時には無事に仕舞えてくれ!と祈っている自分がいます。
対策として受信機の予備を持っておこうと考えています。
そして壊れる前に一回練習で交換してみるつもりです。
そうなれば交換手順も説明できますので皆さんの不安も少なくなるでしょう。
そして自分で分解はやめましょう、大変な思いをします
天井に使っている布が薄くて破れそう
新型は今までFRP製からABS樹脂(簡単に説明すると強化プラスチック)の屋根に変更にされました。
耐熱性、耐衝撃性に優れ、軽いのが特徴です。
ここまでの軽量化が実現できたのも、ABS樹脂の功績は大きいでしょう。
ルーフテントの中に入ってみると布が吊り下げ式で天井に張られています。
この布が薄いのです。荷物を入れた状態で収納すると擦れていずれ破れそうです。
破れたら交換出来るでしょうが伝えておきます。
薄くなった分、収納力は落ちています。寝袋2つと毛布1枚+αは広げた状態で収納できます。
そこだけ気を付けてください
使い始めはベルトが硬い
新型ルーフテントの横に付いているラチェット式のベルトが硬いです。
使っているとだんだん柔らかくなりますが、初めは特に硬いので締めすぎに注意しましょう。
現在3代目です。
最後にまとめます。
新型の4種類のルーフテント、どれも考えられて造られており、軽量化や薄さなどかなり頑張ってくれていると感じます。
初めは不具合箇所があるのも想定しています。
実際に使って頂いたお客様の声を聞きながら改良する部分は改良していきます。
我々代理店もしっかり自分で使って改良するべき部分を模索しています。
悪い部分を報告し、改良を重ねることで、誰もが使いやすいルーフテントになっていきます。
不具合が出たら誠意を持って対応しますので、どうぞ怒らずに広い心でいて下さい。
面倒見がいいのがイージーキャンパーです。
マイナスな部分を書いて許されるのもイージーキャンパーだからでしょう。
こんなにマイナス部分を説明するのは恐らく私だけでしょうが( ´艸`)
最後に最近よくある質問ですが、屋根の色は黒ですか?と聞かれます。
新型全て、今のレボリューションも屋根は黒です。
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イージーキャンパー岡山代理店 メジャー 三宅