
キャンプに行くと出会いがあります。
キャンプでの出会い① 震災の後、福島から移住先を
今までいろんな方に出会いました。思い出に残っている出会いは、東日本大震災の後、
福島県から夫婦と乳飲み子の3人で全国を回っている家族との出会いです。
理由は移住する場所を探す為です。
岡山県は災害が少ないので候補地の一つだと言われていました。
安全な場所で子育てをしたい気持ちはよくわかります。
出会ったキャンプ場は秘境のような場所です。よく辿り着いたと思います。
ご主人は役所にお勤めで、移住場所を探すため、長期の休暇をとっていると教えてくれました。
子供の為にここまで出来るのは本当に素晴らしいと思います。
この家族と話しているのを私の子供達も聞いています。小さいながらに何か感じるものがあったようです。
キャンプでは初めての方とでも不思議に仲がよくなれます。
考え方が似ているからなのかもしれません。
キャンプ場での出会い② 亀島キャンプ場
キャンプに一緒に行くウナちゃんは猟師で、いつもイノシシの肉を持ってきてくれます。
イノシシを焼いていると人が集まり、見ず知らずの人に一緒に食べようと声をかけると抵抗も無く食べてくれる方が多いです。
キャンプで出会う人は好奇心がタップリのあるようです。
今の世の中は他人との関わりを避ける方向に向かっていて、何か寂しい気がします。
いろんな人と触れ合っていろんな考え方を知り、新しいことに気付くのはとても大切なことです。
キャンプでは、家で出来ない話が出来たり、普段聞けなかった本音を聞かせてくれたりします。
みんなで焚き火をしながら話をすると何故かいい話になります。喧嘩になることはまずありません。
いろんな人と出会い、いろんな経験をし、いろんなものを食べ、いろんな遊びをすることで
必要なことが自然に身に付いてくるのではないかと思います。
うなちゃんの孫はずっとイノシシが食べず嫌いでしたが、他の子供が美味しそうに食べているのを見て食べてみようと思ったそうです。
食べてみると美味しいと喜んでいました。こんな経験で成長するのだと思います。
これからもっと沢山の出会いが待っているはずです。

